高知市にある「高知城」の概要!文化財や歴史の見どころもご紹介
高知市へのお引っ越しをご検討中の方は、地域の環境や歴史的な施設にどのようなものがあるのか気になっているのではないでしょうか。
とくに、街の中心に位置する歴史的な名所が日常の中にあると、暮らしにも奥行きが感じられるものです。
そこで今回は、高知市の象徴ともいえる「高知城」について、その由緒や見どころに焦点を当ててご紹介いたします。
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「高知城」の概要と重要文化財指定について
「高知城」は、1601年に土佐藩主となった山内一豊が現在の高知市中心部に築いた平山城で、築城当初から防御と美観の両立を意識した構造が特徴です。
築城工事は10年をかけて進められ、完成当時から城郭の要所に石垣や門が整備され、三層六階の天守や追手門などは現在でもその姿をとどめています。
また、江戸時代を通して、数度の改修や火災を経ながらも、再建された建物は高知の歴史を伝える重要な文化財として保存されています。
築城から現在に至るまでの修復記録も豊富で、明治7年に「高知公園」として一般公開されて以来、多くの市民や観光客に親しまれてきました。
さらに、昭和25年には文化財保護法により、三層六階の「天守閣」をはじめ、「詰門」や「追手門」など15棟の建造物が国の重要文化財に指定されており、江戸時代の城郭建築の姿を今に伝えています。
なお、公園として整備された周辺には一豊の妻である「千代の像」や、明治の政治家である「板垣退助の像」もあり、政治史・文化史の両面から高知を象徴する空間となっています。
●所在地:高知県高知市丸ノ内1丁目2番1号
●アクセス:高知自動車道「高知IC」より車で約15分
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「高知城」の見どころは?
「高知城」では、天守と追手門の両方が現存し同時に写真に収められる希少な構造が注目されており、撮影スポットとしても多くの人々に親しまれています。
とくに、天守は本丸御殿と接続しており、江戸時代の建築様式が色濃く残る構造として全国的にも高く評価されています。
現存する石垣の大部分は「野面積み」で構成され、とくに三ノ丸に見られる「打込みハギ」は職人の高い技術力を今に伝えるものです。
さらに、戦国時代の構えを彷彿とさせる石落としや矢狭間塀、忍び返しといった防御装置も保存されており、城郭本来の機能美も体感できます。
また、夜間には天守のライトアップやプロジェクションマッピングがおこなわれ、平成26年には「日本三大夜城」にも選ばれました。
なお、本丸御殿の「打ち分け波の欄間」や納戸蔵に展示された工芸品などからは、土佐の職人たちが遺した美的表現も楽しめる構成となっています。
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まとめ
「高知城」は1600年代の築城から多くの歴史を重ね、現在も天守や門が残る重要文化財として高知市の中心に構えています。
建築様式や防御設備、石垣の工法などからは、職人の技術と江戸期の構造美が感じられ、文化的にも価値の高い城となっています。
高知市にお引っ越しをご検討中の方は、ぜひ「高知城」を訪れ、その歴史と風景を日々の暮らしの中で感じてみてはいかがでしょうか。
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