非線引き区域とは?土地購入のメリットや一戸建ての建築が可能か解説
土地への規制は都市計画法によって異なり、非線引き区域も一定の規制が加えられる土地のひとつです。
購入を予定している土地が非線引き区域にあり、土地購入後にトラブルが生じないか不安を抱えている方もいらっしゃるかもしれません。
今回は非線引き区域とはなにかご説明し、非線引き区域のメリットや、一戸建てを建てることは可能かを解説します。
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土地購入時における非線引き区域とはなにか
土地の非線引き区域とは、市街化区域と市街化調整区域のどちらにも該当しない区域のことです。
非線引き区域の多くが、急激な市街化開発の可能性が低いエリアにあり、住宅や田畑などが混在することが特徴的です。
以前は「未線引き区域」と呼ばれていましたが、2000年の都市計画法改正にともなって名称が変わり、現在は非線引き区域に統一されています。
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非線引き区域のメリットとデメリット
非線引き区域は、市街化区域や市街化調整区域と比較して、土地に関する制限が緩いことがメリットです。
そのため、そのほかの地域では認められない建築物の設置も可能です。
たとえば、市街化区域内では、1,000平米以上の建物を建てるために自治体の許可が必要になります。
しかし、非線引き区域であれば、3,000平米までの建物は、自治体の許可を得ずに建築できます。
非線引き区域のデメリットは、建築の自由度が高いだけに周辺環境が変化しやすく、将来的に迷惑施設が建設される恐れがあることです。
電気や水道、道路などのインフラが整備されていない土地も多く、これらのデメリットが原因で買主が見つかりにくく、将来的に苦労する可能性もあります。
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非線引き区域で土地購入後に一戸建てを建てることは可能なのか
結論からいうと、非線引き区域内にある土地購入後に、一戸建てを建てることは可能です。
非線引き区域は、そのほかの区域と比較して建築に関する規制が緩いため、狭い面積に大きな一戸建てを建てられる可能性があります。
また、3階建てなど、背の高い一戸建てを建てられる可能性もあります。
ただし、非線引き区域にも用途地域が指定されるエリアがあるため、用途地域における制限の範囲内でしか一戸建てを建築できません。
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まとめ
土地購入時に見られる非線引き区域とは、市街化区域と市街化調整区域のどちらにも該当しない区域です。
建築に関する規制が緩いことがメリットですが、インフラが整備されていない土地が多いことには注意しなければなりません。
非線引き区域内の土地購入後に一戸建てを建てることは可能であり、自由度の高い設計ができる可能性もあります。
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