新築住宅はシックハウス症候群になりやすい?赤ちゃんのための対策とは

新築住宅はシックハウス症候群になりやすい?赤ちゃんのための対策とは

子どもが生まれた、または将来生まれる可能性があり、新築住宅の購入を検討している方もいるでしょう。
しかし、新築住宅はシックハウス症候群になりやすい傾向にあり、赤ちゃんにも影響がある可能性が高いです。
今回は、シックハウス症候群の原因や、なぜ新築住宅はシックハウス症候群になりやすいのか、赤ちゃんのためにできる対策についてご紹介します。

シックハウス症候群の原因

シックハウス症候群は、建物内で起こる健康被害で、めまいや頭痛などの体調不良やアレルギー症状が現れる症状です。
主な原因は、建材や塗料に含まれる化学物質で、とくにホルムアルデヒドが代表的です。
これらの化学物質は常温で揮発しやすい性質を持ち、空気中に漂うことでシックハウス症候群の原因となります。
また、カビやダニなどもシックハウス症候群を引き起こすことがあり、原因特定が難しい場合もありますので、注意が必要です。

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新築住宅でシックハウス症候群になりやすい理由

現在では、シックハウス症候群を防ぐために法的な規制がおこなわれていますが、新築住宅は依然としてリスクが高く、油断はできません。
新築やリフォーム後の建物では、塗料や防腐剤などからの化学物質がまだ完全に揮発しておらず、日常生活のなかで少しずつ放出されています。
そのため、化学物質が揮発し終わった古い物件と比較して、新しい建物では化学物質による体調不良が起こりやすいのです。
とくに赤ちゃんは、大人の2倍以上の影響を受けやすく、アレルギーも発症しやすいとされています。
また、家の中で過ごす時間が長いほどシックハウス症候群になりやすいため、赤ちゃんはその時間的観点からも影響を受けやすいのです。

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赤ちゃんのためのシックハウス症候群対策

シックハウス症候群を予防するためには、以下の対策が効果的です。
まず、良質かつ安全な建材を選ぶことが重要です。
化学物質を含まない天然の建材を使用するか、メーカーと相談して化学物質の少ない建材を選ぶことが推奨されます。
また、空気中に漂う化学物質を室外に排出するために、こまめに換気をすることも効果的です。
さらに、シックハウス症候群を防ぐためには、ダニやカビによる対策も必要になります。
高断熱で高気密な住宅設計をすることで、室内の空気が汚れにくくなります。
また、屋内の湿度を管理して結露を防ぎ、カビやダニの繁殖を抑えることが重要です。

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まとめ

シックハウス症候群は、化学物質やカビ、ダニが原因で起きる体調不良です。
新築住宅はシックハウス症候群になりやすく、赤ちゃんはとくに大きな影響を受けます。
建材選びや住宅設計にこだわる、こまめに換気をするなど、原因となる物質を発生させずに排除するのが有効な対策です。
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