同じ物件が違う不動産会社で紹介される理由は?違いやポイントをご紹介!

同じ物件が違う不動産会社で紹介される理由は?違いやポイントをご紹介!

部屋探しをしていると、複数の会社で同一の物件が紹介されているケースがあります。
なぜこのような行為ができるのか、疑問に感じている方も多いでしょう。
そこで今回は、同じ物件を違う不動産会社が紹介できる理由や主な違い・会社選びのポイントをご紹介します。

同じ物件を違う不動産会社が紹介できる理由

同一の部屋が違う不動産会社で紹介されている理由は、多くの不動産会社が「レインズ」を使用しているためです。
レインズとは、国土交通大臣からの指定を受けた「不動産流通機構」が運営しているネットワークシステムで、東日本・中部圏・近畿圏・西日本の4つの地域に分かれています。
不動産を適正価格で安全に取り扱うために、情報の共有によって業界全体をサポートするのが目的です。
レインズの仕組みはシンプルなもので、不動産のオーナーから売却の依頼を受けた不動産会社が、その情報をレインズに登録します。
このように、それぞれの不動産会社が同じネットワークを使用しているため、1つの物件が複数の会社で掲載されるケースが生まれるのです。
しかし、同一の部屋を取り扱っていても、不動産会社によって細かな表示は異なる可能性があります。

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同じ物件でも不動産会社によって違いはある?

不動産は基本的にどのルートで契約を結んでも、物件の設備自体に違いが生まれることはありません。
ただ、契約する不動産会社によっては、初期費用に違いが生まれる恐れもあるので注意しましょう。
とくに差が出やすいのが「仲介手数料」です。
宅建業法で仲介手数料の上限は「家賃1か月分+消費税」までと決められていますが、下限は定められていません。
不動産会社によっては、仲介手数料を半額にしている場合もあるので、慎重に契約しましょう。

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同じ物件が違う不動産会社で紹介されているときのポイント

不動産会社を選ぶ際は、自分の物件を得意とする不動産会社か見極めることがポイントです。
エリアや沿線の強み・取り扱い物件種別などにくわえて、査定価格の根拠もしっかりと把握しておきましょう。
また、店内の清潔感や雰囲気もチェックポイントです。
掃除が行き届いているか、書類などがきちんとまとまっているか自分の目で見ることをおすすめします。
そして、担当者の対応も確認することが重要です。
話を親身に聞いて応えてくれる担当者であれば、契約までスムーズに話が進んでいく可能性が高いといえます。

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まとめ

同じ物件が違う不動産会社で紹介されている理由は、それぞれの不動産会社が「レインズ」のネットワークを使用しているためです。
同一の部屋が複数会社で紹介されていても設備自体に違いはありませんが、ケースによっては初期費用が変わる可能性があります。
不動産会社を選ぶ際には、店内の清潔感や雰囲気・担当者の対応もきちんと確認しておきましょう。
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