ワイド団信とは?保障内容や注意点をご紹介!

ワイド団信とは?保障内容や注意点をご紹介!

不動産購入では、多くの方が住宅ローンを契約します。
その際には、団体信用生命保険への加入を検討しますが、それ以外の方法として「ワイド団信」も候補に入れておくと良いでしょう。
そこで今回は、ワイド団信とはどのようなものか、保障内容や注意点をご紹介します。

ワイド団信とは何か

ワイド団信とは、一般団信より引受条件が緩和された団信のことです。
団信に加入する際には、健康状態を知らせる「告知」をしなければなりません。
告知内容によっては一般団信に入れず、住宅ローンが借りられない場合があります。
そのようなときに検討したいのが「ワイド団信」です。
たとえば、高血圧症や糖尿病・肝機能障害といった病気の方でも、ワイド団信なら加入できる可能性が高いでしょう。
一般団信の審査に落ちた方は、住宅ローンの借り入れを諦めず、ワイド団信への申し込みも検討してみることをおすすめします。

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ワイド団信の保障内容とは

ワイド団信の保障内容は、一般団信と基本的に同じです。
融資実行日以降に住宅ローン利用者が死亡あるいは高度障害になった場合は、その時点の住宅ローン残高に相当する保険金が支給され、住宅ローンの返済に充てられます。
また、余命6か月と診断された場合に住宅ローン残高相当額が保険金として支払われるリビング・ニーズ特約が付いているケースもあるので、よく確認しておきましょう。
契約後にトラブルや後悔がないように、ワイド団信に申し込むときは条件や保障内容を入念に調べておく必要があります。

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ワイド団信に加入するときの注意点とは

ワイド団信には適用金利があり、融資利率は適用金利に年0.30%を上乗せした金額です。
一般団信よりコストがかかることはデメリットとして押さえておきましょう。
さらに、引受基準が明確でないことも注意点です。
どの程度の症状であれば加入できるのか明確な条件が公表されていないため、実際に申し込んでみないと加入可能かどうか判断できません。
ワイド団信を取り扱っていない金融機関も多く、借入先の選択肢が狭まる可能性もあります。
それぞれの状況を考慮しながら、どの住宅ローンを組むか検討していきましょう。

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まとめ

ワイド団信とは、一般団信より引受条件が緩和された団体信用生命保険のことです。
保障内容は一般団信と基本的に同じですが、高血圧症や糖尿病といった病気の方でも加入しやすくなっています。
ただ、融資利率が上乗せされていることや取り扱っていない金融機関が多いことは注意点です。
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